4月からとれたて市場さんにハーブ野菜や寄せ植えを置かせて頂いています。

お買い上げいただいている方々に、こころよりお礼申し上げます。


さて、約3ヶ月近く経ちましたが、4月、5月のハーブの生長は驚くばかりでした。

4月の初出荷は、コリアンダー、ディル、イタリアンパセリ、ビーツ、ブーケガルニ、でした。

コリアンダーは一時、秋まきのものが終わりましたが、現在春蒔きの苗を出荷しています。

イタリアンパセリ、ビーツは、生育は遅いですが少しずつ今も出荷しています。

ハーブ野菜の店頭販売

ディルが、すごい勢いで生長して、あっという間に終わっていたのです!

(出荷時期が、記録を見たら4/10~4/25でした)

途中でディルフラワーも出荷していました。

ディルの花

爽やかな香味で、「花ごとポテトサラダに!」のキャッチコピーを付けていました。


現在はシードを取って、スパイスとして出荷中です。

ディルシード、とれたて


その次に出しているのが、ボリジとルッコラの花、それとセルフィーユ(チャービル)です。

野菜コーナー、ボリジとルッコラ

ボリジの花がとても美しくわたしは好きなのですが、食用花として受け入れてもらえるかな~?と心配していました。意外と多くの方に買っていただいたのでとてもうれしかったのでした。

ボリジも4月いっぱいで販売終了。5月に入ってからもポツポツとは咲いていたのですが、耕さなければならないので潔くバッサリと切りました。種がたくさん取れたので、販売にできるかどうか検討中です。


セルフィーユは5月いっぱいまで出荷できましたが、気温が高くなると生育がにぶくなり、病害虫に弱くなるので一旦終了です。再開は秋になります。

セルフィーユ


楽しかったのは、カモミールのフレッシュティー用の束を作っていたとき♪

フレッシュハーブティー(カモミールなど)

カモミールの味が苦手、という方でもフレッシュを飲むと違います。青りんごのようなフルーティーな味わいなので、ドライの時の薬草のような苦味がありません。(ほのかな苦味なのですが)

ミントやレモンバームと一緒に束にして、楽しく作っていました。

これは2週間ほどで終了でしたので、ほんとうに期間限定の春の味ですね。

フレッシュティー


5月に入ると、マロウ茶、コーンフラワー(ヤグルマギク)、ナスタチューム、などを出荷しています。

このことは次回に書こうと思います。



先週の週末は、ピアノのコンサートに行ってきました。普段、全く芸術にふれる機会がないので(汗)、久しぶりに感動しました。


演奏家は橋本京子さん。ご実家が天草ということで、ここでのコンサート開催を希望されていたのだとか。

橋本京子さんプロフィール

プロフィールにもありますが、世界的に活躍されているピアニストです。現在はカナダを拠点にして、世界中をまわって演奏されているそうです。日本で、というより世界で名の通ったピアニストなのです。


舞台に現れたとき、日本人離れしたオーラをまとっていました。さすがです。


曲のチョイスもすごい!シューベルトの曲は晩年に作曲されたものだそうで、死を予感させるような暗い曲調のもの。(最初のトークで説明されていました)

曲目

会場は、音楽教室の中にある小さなホールなので、ほとんどかぶりつき?状態。息遣いも感じられるようで、ほんとうにぜいたくな時間でした。


難しい曲が多かったのですが、わたしは「Allegro scherzando」がすごい!と思い、思わずスタンディングオべーションしそうになりました。(しても良いとは思いますが)


でも確かに難しい曲が多かったな~と思います。音楽教室なので観客は普段、音楽に触れている方々とは思うのですが、お子さん連れもたくさん来ていたのです。でも妥協は一切無く、彼女の世界観を迫力のある演奏で表現されていました。

橋本京子さん

良いなぁ、そういうスタイル。そういうものに憧れます。真似できるものじゃぁないけれど。


しかし、子供たちもスゴイ。途中でもぞもぞ動いたりしていたけれど、最後まで座って(!)聞いていました!そっちにも感心していました。対して大人は?チョットオジサマタチノフンイキガ・・・・・(汗)


コンサート開催に奔走されたFさんは、橋本京子さんのご両親とお知り合いで、わたしたち夫婦が天草に移住以来、ずっと気にかけてくださっていた方です。今回もお誘いくださったのです。(ありがとうございました!)そしてなんと橋本京子さんが日本に来て教えられている音楽学院(東京)の代表の方が、夫の元会社の社長。で、コンタクトをとってアドバイスを頂いたりしていたのでした。


世の中せまいなぁ~と思いつつ、そんな縁があったのでハーブの花束(タッジーマッジー)を渡したいなと思って作り始めたのは良いのですが・・・


畑を見ると花が無い。いや、無くはないのですが華やかじゃない!(バラとかみたいに)


急遽、選んだのは、

・ホーリーバジル(紫色の小さな花がかたまって穂になっている)

ローマンカモミール(マーガレットを小さくした花。花と葉は青りんごのような香り)

コーンフラワー(ヤグルマギク。青い花)

アップルミント(花無し)

マジョラム(結び目(ノット)の形。白い小さな小さな花)

でした。

朝イチで摘んで水揚げしておいている間にジャガイモ掘り!一週間、雨の予報なので、雨でじゃがが腐らないように掘り上げておくのです。師匠の師匠の畑でも掘っていて、すでにダンシャクが傷みだしたとのこと!

なんとか3畝のダンシャクと1畝のメークィーンを救出。残り3畝のメークィーンは雨の合間に!


てなことで、12時すぎに戻ってタッジーマッジー作り。(なんかヘンな気分)

わーリボンとかおしゃれなラッピングが無い~(汗)と騒ぎ、途中の100均でリボンと手提げ袋をget(便利な世の中になった~)

ファストフードでお昼をほおばりながらラッピング。

  • ・・・芸術とは無縁のわたしたちの生活の一端(泣)


  • タッジーマッジーの写真を撮るのを忘れてしまいましたが、可愛がって育てたハーブたちの香りが届いていたらよいな、と思った週末でした。


  • 長々とした文章になってしまいました。

  • 最後までお読みくださいまして、ありがとうございました!



バジルの収穫期です!どんどん茂ってくるので、病害虫予防のためにも混みあったところから葉っぱを摘んでいきます。摘んでいくと、バジルは意外と虫が寄ってくるハーブなのだなということがわかります。


葉は水で洗うと水分の残ったところから黒ずんでくるので、手早く拭き取ります。


料理にはやわらかい葉っぱを使うのがベストですが、ペーストにするなら固い葉や茎、先端の小さな葉や花茎も入れて作ることが出来るので、無駄なく美味し~いペーストを作れるのがうれしいのです♪


バジルペーストのレシピをご紹介。


材料


  •      バジルの葉 ・・・・・・・80g

  •      松の実(またはナッツ類)・・大さじ2~3

    (トースターで軽くローストして粗みじん切り)

  •      パルミジャーノチーズ・・・大さじ5(すりおろし)

  •      EVオリーブオイル ・・・100ml 

  •      ニンニク ・・・・・・・小1片

  •      塩 ・・・・・・適宜

     バジルペースト作り

    ミキサーかフードプロセッサーに材料をいれ、なめらかなクリーム状になるまでまわします。分量は目安なので、固めだったらオリーブ油を足して調節してください。やわらかければバジル葉やチーズを足してくださいね。

    そのまま放置しておくと、ペーストがどんどん黒く変色していきます。オリーブオイルをペーストの表面に5mmほど垂らして層を作っておくと変色しにくくなります。

    なるべく早く保存容器に入れて冷蔵か冷凍します。

    わたしはチャック袋に入れて、冷凍しておきます。

  • ペーストを冷凍保存


  • 残った葉っぱは、オリーブ油でコーティングしてチャック袋に入れて冷凍♪

    フレッシュバジルのオイルコーティング 

    バジル葉オイルコーティングを冷凍に


  • オリーブ油を多く使いますが、前回、トスカーナ風フライドポテトで残ったオリーブ油を使用♪ハーブの旨みが染み出ていますしね。揚げ油が残ってしまうとなかなか使い切るのが大変ですし。しかも、エクストラバージンは高価!なのでいたむ前にしっかりと使いきりたいのです!!

     

    さて、出来上がったペーストはパスタにからませたジェノベーゼにしたり、はたまた熱々のご飯にからませても美味し~い♪(熱湯大さじ3~4でゆるくしてから混ぜる)

    ですが、ここではやはりどんどん収穫しているジャガイモとインゲンにからませてみましたよ。(夫が調理担当)

    ポテトのジェノベーゼソースかけ

  • インゲンのジェノベーゼソースかけ

  • じっくりと火を通して、塩で味付けしただけのポテトとインゲンにペーストをからませただけ!うまっ!

    夏限定のお楽しみです♪

  • バジル葉はドライにもできますが、やはりフレッシュは格別です!

     



雨が降る前の畑仕事。


畑仕事復帰して2日目。何とか雑草抜きや追肥に間に合いました。予報どおり夕方から雨が降り始め、今週は雨が続きそう。九州では梅雨入りしたようです。


畑ではディルの種子が次から次へと熟しています。カメムシが好きなハーブなのです。

カメムシが飛来してきています。

ディルの花とアカスジカメムシ

 


オレガノの花が咲きそう・・・ちょうど収穫のタイミングです。


条件のよいタイミングで収穫するのは香り高いドライハーブを作るための条件なのです。湿度の高い日本では難しいのですがね・・・

花ごと茎を切って、束にして、きょうはとれたて市場さんへ出荷しています。初出荷のハーブです。

初出荷、オレガノ

逆さにしてキッチンの調理をする近くに吊るしておいてください。徐々にドライに乾いていきます。使う度に摘み取って料理に加えると便利です。茎の部分が赤色なので、ドライにして葉と茎をミキサーで砕くと、グリーンに赤茶色が混ざったキレイなドライハーブが出来上がります。ポプリ作りにも使うことができます。

オレガノをドライに

(キッチンに吊るしています)

トマト料理によく合うので、トマトソースやミートソースに入れると風味豊かになります。


生の葉でも使えますが、ドライにすると香りが強く立つので味が濃いものの風味付けにピッタリです。バジルとのミックスもよく合うので、一緒に使ったレシピも多くあります。


オレガノはワイルドマジョラムとも呼ばれますが、マジョラム(スィート)よりシャープで強い香味です。オレガノはギリシャ語で「山の喜び」を表す言葉からきていて、ギリシャの結婚式では新郎新婦が幸せのシンボルとしてオレガノの冠を被る風習が残っているようです。


ハーブティーにもできますよ。頭痛を和らげる鎮静作用があります。船酔いにも飲むとよいようです。


ドライハーブを作りながら、料理、お茶に利用してみてください。



 


 


 


 


 


 


                       



先週の日曜(24日)は、栖本地区の防災訓練がありました。遅くなりましたが、記録として書いておきたいと思います。


朝、8:00に婦人会は公民館に集合。

炊き出し訓練として、おにぎりを握って住民の皆さんに配るパック詰め。(漬け物やソーセージ、飲み物など)解散後にふるまう昼食なども作っていました。

消防団、区長さんたちはもう打ち合わせをされていました。


8:40」に防災無線で訓練の放送。住民の方々集合。

想定、「栖本町において、梅雨前線の停滞により激しい大雨が降り続き、土砂災害、河川の氾濫により家屋の浸水、がけ崩れや道路の陥没など、ライフラインに重大な支障をきたしている。」


900から訓練の開始でした。

消火栓の説明


煙体験ハウスが設置されて、1人ずつ中に入って反対側の出口から出ます。

煙体験ハウス

中に入ってみると、煙が充満していて真っ白!全く!360度何も見えません!!両手を広げてさぐりながら前へ進むのですが、途中に椅子があったりして障害物も置いてあります。実際はもっと障害物でごちゃごちゃしていて、どう動いて良いのかわからずにパニックになっていますよね。煙も吸っちゃったりして、ゲホゲホ言いながらやっと出口へ(ほとんど距離がないのに・・汗)

火事での死因で一番多いのが煙を吸って、だそうです。怖いですね。


消火栓の確認。わ~中を開けて見るのは初めて!

ホースの使い方

ぐるぐるぐる・・・と巻いてあるホースを伸ばして、ホースとホースをつなぎます。パキンッと音がしたらきちんと繋がったというサイン。


班長さんが放水の体験をしていましたよ。←師匠

放水

楽しんじゃってる?(ドヤ顔の師匠。汗)


子供たちも「すげー」

ホースと子供たち

ホースに水が入って膨らんだり、水がぬけてしぼんだり。なかなか触れることがないものね。


10:00すぎには訓練終了。

配布されたものを頂いて帰宅しました。

皆さまお疲れ様でした!


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