キーワード:ハーブ料理 解除


バジルの収穫期です!どんどん茂ってくるので、病害虫予防のためにも混みあったところから葉っぱを摘んでいきます。摘んでいくと、バジルは意外と虫が寄ってくるハーブなのだなということがわかります。


葉は水で洗うと水分の残ったところから黒ずんでくるので、手早く拭き取ります。


料理にはやわらかい葉っぱを使うのがベストですが、ペーストにするなら固い葉や茎、先端の小さな葉や花茎も入れて作ることが出来るので、無駄なく美味し~いペーストを作れるのがうれしいのです♪


バジルペーストのレシピをご紹介。


材料


  •      バジルの葉 ・・・・・・・80g

  •      松の実(またはナッツ類)・・大さじ2~3

    (トースターで軽くローストして粗みじん切り)

  •      パルミジャーノチーズ・・・大さじ5(すりおろし)

  •      EVオリーブオイル ・・・100ml 

  •      ニンニク ・・・・・・・小1片

  •      塩 ・・・・・・適宜

     バジルペースト作り

    ミキサーかフードプロセッサーに材料をいれ、なめらかなクリーム状になるまでまわします。分量は目安なので、固めだったらオリーブ油を足して調節してください。やわらかければバジル葉やチーズを足してくださいね。

    そのまま放置しておくと、ペーストがどんどん黒く変色していきます。オリーブオイルをペーストの表面に5mmほど垂らして層を作っておくと変色しにくくなります。

    なるべく早く保存容器に入れて冷蔵か冷凍します。

    わたしはチャック袋に入れて、冷凍しておきます。

  • ペーストを冷凍保存


  • 残った葉っぱは、オリーブ油でコーティングしてチャック袋に入れて冷凍♪

    フレッシュバジルのオイルコーティング 

    バジル葉オイルコーティングを冷凍に


  • オリーブ油を多く使いますが、前回、トスカーナ風フライドポテトで残ったオリーブ油を使用♪ハーブの旨みが染み出ていますしね。揚げ油が残ってしまうとなかなか使い切るのが大変ですし。しかも、エクストラバージンは高価!なのでいたむ前にしっかりと使いきりたいのです!!

     

    さて、出来上がったペーストはパスタにからませたジェノベーゼにしたり、はたまた熱々のご飯にからませても美味し~い♪(熱湯大さじ3~4でゆるくしてから混ぜる)

    ですが、ここではやはりどんどん収穫しているジャガイモとインゲンにからませてみましたよ。(夫が調理担当)

    ポテトのジェノベーゼソースかけ

  • インゲンのジェノベーゼソースかけ

  • じっくりと火を通して、塩で味付けしただけのポテトとインゲンにペーストをからませただけ!うまっ!

    夏限定のお楽しみです♪

  • バジル葉はドライにもできますが、やはりフレッシュは格別です!

     



畑の中で異彩を放っているハーブ。


ギザギザとしたシルバーがかった葉っぱに薬効を秘めたメディカルハーブ(薬用植物)なのです。ハーブティーにして飲用すると胃の働きを助けて神経をも強壮する働きがあるようです。心身に働きかけるティーなのです。薬草茶と同じように乾燥させてからポットに入れ、熱湯を注いで35分蒸らします。


ティーの味は苦いです!ミントとブレンドすると飲みやすくなります。ですがその苦味成分が肝臓の働きを強めます。コレステロール値の上昇を抑える作用もあるようです。



つぼみは固い肉厚の苞(ホウ。ガクの部分)に包まれています。

アーティーチョークのつぼみ

この苞の形が犬の歯に似ていることから、学名にラテン語で犬の歯を意味する名前が付いています。


このつぼみを食べるレシピをご紹介。

     つぼみの先を切り、1つ1つの苞の尖った部分を丁寧にハサミで切り取ります。縦半分に切り、中心部分の紫色の部分を削り取ります。

     鍋に塩と輪切りにしたレモンを入れ、①のつぼみを入れ一緒に茹でます。30分ほど。

     オーブンを220度に予熱しておく。②にマリネ液(EVオリーブ油+塩+コショウ+ニンニクみじん切り)をまんべんなく塗る。

     オーブンで2025分ほど焼いてできあがり。

アーティーチョークをグリル

中心部分がホクホクとして美味しいのです!


イタリアンではバルサミコ酢などお酢に付けて頂くのが好まれるようですが、アメリカではマヨネーズなどを付けて食べるのも好まれているようです。

ワインに合いますね~お試しください。


きょうは、今季初のバジルの出荷をいたしました。

バジルの出荷

バジルは人気がありますね!昼間にバジルの追加はできますか?というご連絡を頂きました!きれいな葉は今回の分であらかた取ってしまったため、次回の出荷はしばらく時間がかかりそうです。

悲しいかな、露地栽培の野生児たちなので、自然まかせなのです。


ジェノベーゼを作るには結構な量のバジルを使いますが、少量の葉で作れる「ケーク・サレ」(塩味のケーキ)も美味しいですよ♪作り方をご紹介しますね。


ケーク・サレのレシピ


材料:


ドライトマト・・・2~3枚(お湯でもどす)


バジル・・・・・15~20枚(粗く刻む)


松の実・・・・・20g(軽くロースト)


卵・・・・・2


牛乳・・・・・80ml


EVオリーブオイル・・・60ml


グリュイエルチーズ・・・80g(すりおろす)


小麦粉・・・・・100g


ベーキングパウダー・・・小さじ1


 


  1.      ボウルに卵を溶き、牛乳を加えてよく混ぜる。

  2.      ①にEVオリーブオイルを少しずつ加えながら混ぜる。

  3.      ②にすりおろしたチーズを加え、かたまりがが無くなりトロリとするまでよくませる。

  4.      ③にドライトマト、バジル、松の実を加えてさっくり混ぜる。

  5.      ④に小麦粉とベーキングパウダーをふるい入れ、塩2つまみ入れ、さっくりと混ぜる。

  6.      ⑤を型に流しいれ、空気抜きをして、180℃に予熱したオーブンで30~40分焼く。

ケーク・サレ

(パウンド型に入れて焼きました。写真では色があまりきれいではありませんね・・・汗)


・松の実がなければナッツ類でもOKです。

・⑤で、塩2つまみ入れていますが、好みで加減してください。

・グリュイエルチーズの代わりに、 ゴーダチーズ、エメンタールチーズ、パルミジャーノ・レッジャーノ、コンテ、などでも良いです。ハードチーズは硬いので、すりおろすのが大変ですね。すりおろされているパルメザンチーズを使うと楽です。ハードチーズにこだわらずカマンベールやクリームチーズを使っても美味しいです。好みで選んでくださいね。

・朝食、ブランチに合いますよ~♪



[ 1 ]      3件中 1-3件