ローズゼラニウム:フウロソウ科 草丈30~70cm
南アフリカ原産の多年草。和名はニオイテンジクアオイ
(中央に固いつぼみが)
全草にバラのような香りを持っています。
バラと同じ成分ゲラニオールを含み、香料原料として改良、開発されてきました。
日本では1943年から鹿児島県、香川県、愛媛県で栽培され、精油生産が行われてきたようです。
*育て方ワンポイント:成長が早く根が鉢いっぱいに回ってしまうので、年に1回植え替えすると良いです。半耐寒性なので、冬は霜に当たらない場所に置いてください。過湿に注意。
*食べ方アドバイス:葉を焼き菓子に貼り付けて焼くと、香りと模様が付いてアクセントになります。
(マフィン型に葉っぱを入れて焼いくと、ローズの香りが移る。葉はこのまま食べられる)
ゼリー、ハチミツ、に漬けて香りを移します。葉は風味が抜けてしまうので取り出しておきます。
花は、サラダに散らしたり、デザートに添えると華やか。
*ひとことエピソード*
我が家のローズゼラニウムを株分けして、義父が車で持ち帰ったときのこと
「いや~いい匂いだねぇ~車の中がすごくいい匂いだったよ!(そうでしょ♪そうでしょ♪)やっぱりジャスミンは匂いがいいね~(えぇっ???)」
ジャスミンの花は終わっていて、匂いは無いはず・・・・・
そう、ゼラニウムの匂いとは思わなかったんですね!観賞用のゼラニウムは匂いが強くてちょっとくさいですよね。
ジャスミンは甘くていい匂い、っていうイメージですから、いい匂い=ジャスミン、と思ったのでしょう。
この時のローズゼラニウムには花が咲いていませんでした。ですが葉っぱにもローズのような香りを持つのです。
葉っぱをこすると香りが立ちます。ですが、車の中でそんなにも香りが立つとは思いませんでした。運転中は神経を使いますから、こんなよい香りを嗅ぐとリラックスして良いかも知れません。