ローゼル 花とガク
開花期:
     9月~11月ごろまで

ローゼル 

         :アオイ科 /多年草 /別名 ハイビスカス


古代エジプトの美の女神ヒビスを語源とする「ハイビスカス」と言われるハーブです


使用部位は、、花が終わったあとのガク片と総苞片種子、です

ガク片と総苞片は乾燥させてお茶にしたり、ジャムやゼリーなどの色付けと風味付けに使います

カレー料理やスープ作りにも使用できます 

葉を野菜として入れて食べることができます

砂糖煮(シロップ)を作ったり

フランス料理やイタリア料理のソース作りに使われるようです


花は生で食べるとほのかな甘みとぬめり、しゃりしゃりとした食感があります ワインに漬けて飲用として楽しんだり、

花を塩漬けにして食べることもできます


種子は炒ると香ばしくコーヒーの代用にもなるようです


成分には豊富な植物酸(クエン酸、リンゴ酸、ハイビスカス酸)を含みますので エネルギーの代謝を促して

肉体疲労の回復を速めます

慢性的な肩こりや腰痛にお茶として飲むと患部に働きかけます


アントシアニン色素も含むので 眼精疲労に働きかけます


ローゼルにビタミンCはそれほど含まれないので ビタミンCを豊富に含む

ローズヒップを入れると 代謝をうながしてビタミンの吸収を速め 疲労回復をたすけてくれます

天然のスポーツ飲料と言われる所以です(糖質と一緒に摂取します)



[ハイビスカスとグレープフルーツのジュレ]


1.ゼリーの下の層を作る:

  ①ジャスミンティー12g、レモングラスtsp1、お湯600mlでティーを作る

  ②5分後に漉して、グラニュー糖50gを溶かし、ゼラチン11gを入れてよく混ぜる

  ③氷水につけて粗熱をとる

  (あればグレープフルーツの果肉に③が熱いうちにからめておく)

  ④ゼリー容器に注いで冷やして固める

2.上部の赤いゼリーを作る:

  ①ローゼル5gにお湯180mlを入れて3分間蒸らしてティーを作る

  ②漉して、ハチミツ20g、グレープフルーツジュース30ml、ゼラチン10gを入れ

  粗熱が取れたらバットに流しいれて冷やして固める

3.盛り付け:

  ・赤いゼリーを崩して、下層のゼリーの上にふんわりとのせる



[ハイビスカス風味のローズカルピスティー]


①ティーポットにローゼル1、ローズ2、ローズヒップ1の割合で入れ、お湯を注ぐ

②5分蒸らして漉す

③グラスにカルピスの原液、氷を入れ、漉したティーをしずかに注ぐ

④ミントの葉を飾り、レモングラスをマドラー代わりにグラスにさす


製氷皿にハーブの花を入れて凍らせたものを

浮かべてもたのしい♪



[ハイビスカスビネガーのレシピ]


①保存容器を煮沸消毒しておく

②ローゼル大さじ1、ローズヒップ小さじ1、レモングラス1本をだしパックに入れる

③だしパックを保存容器に入れて、ビネガー(りんご酢など)100mlを注ぐ(ハーブが浸る分量で)

④冷暗所で保管。1~2週間おいてハーブを取り出し、完成


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上記のハイビスカスビネガーを使って「ホットハーブサワー」を作ります


①カップにお湯150~200mlを注ぐ

②ハイビスカスビネガー大さじ1~2を入れる

③ハチミツをティースプーン1杯入れてよくかき混ぜる


*分量は好みで加減してください



2017年12月10日更新
キーワード: ハーブ