セージ:シソ科
属名のサルビアは、「救う」「治す」という意味
ローズマリーと同じように抗酸化作用に優れ、筋肉や脳の働きを高める強壮作用があります
ただし、高血圧症、妊娠中は摂取を控えてください
収れん作用(引き締め)がありますので
植物療法として高齢者の失禁の防止や更年期のホットフラッシュ防止に使うことができます
抗菌作用は口腔粘膜を保護する働きをするので 濃く抽出してうがい剤にすると有効です
セージをお茶にするならまずは単独で入れてみてください
意外とマイルドで美味しくまた薬効にも優れていて ヨーロッパでは「セージを植えている家に病人はでない」とまで言われたハーブです
飲用することでうがい剤として また口臭予防にもなります
西洋料理ではよく使われるハーブで よく知られているところではソーセージに入れるレシピ
(ソーセージの名前の由来はここから来ているとか来ていないとか)
とくに豚肉料理と合います
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・セージ豚カツ
①薄くスライスされたものを1枚1枚広げて塩コショウして、セージの葉っぱを2~3枚並べ、スライスチーズをのせ(好みで使わなくても)、半分に折りたたみます
②そこにまたセージ2枚ほど(好みで)のせて、また半分に折りたたみます。ミルフィーユ状態になります
③形を整えて小麦粉を振り、といた卵を付け、パン粉をまぶします
④油で揚げてできあがり♪
*セージの量は好みで加減してください
お肉の臭みを消して風味が良くなります。もたれにくくもなりますし、肉料理に相性がよいハーブです
魚でも臭いの強いものや、脂分の多いものに使えます
・セージのフリッター:
薄力粉にビールを入れて、ゆるめに溶いた衣をセージの葉に付けて揚げる
・セージバター(またはセージチーズ):
刻んだセージをバターに練りこんで、料理のソテーに使う
(クリームチーズに練りこんでクラッカーに塗ったりディップとしても)
・セージワイン:
辛口の白ワインに2~3日ほど漬けて、飲用したり料理酒として使っても
赤ワインに漬けても滋味深い味になる
・サルティンボッカ:
ローマの郷土料理。仔牛肉の薄切り、生ハム、セージを合わせてバターでソテーしたもの
・ブーケガルニの材料の1つとして
・レバーなど臭みの強いものに
・ローストターキー、チキンの詰め物に