ディル :セリ科
【 特徴 】
西洋料理では 古くから鶏、羊肉、魚介、などと一緒に調理をして臭みを取って風味付けをしていました フェンネルと同様、魚のためのハーブ、というイメージがついています
フェンネルとは見かけはよく似ているのですが フェンネルのほうは少し甘みがあります
ディルはすっきりとした爽やかな香味です
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料理のレシピとして
・有名なのはピクルス作りで 必ずといっていいほど葉と種子、花(香草園のディルの花)を使います
・他にも葉は サーモンのマリネ作り(スカンジナビア料理で有名なグラヴァドラクス/ 鯛のマリネも最高!)に加えられたり
・ディップソース(サワークリームなど)に混ぜ込んだり
・じゃがいも料理にも合います
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いろいろな言い伝えもあるようで、魔女のほうきに使われた、とか媚薬つくりに使われてきた、などといった話も語り継がれてきたようです
ディルの花は黄色いパラソルを広げたようなユニークな形をしています
ディルのラベルに「花ごとポテトサラダに!」というキャッチコピーを書いていますが
葉の鮮やかな緑と花の黄色が交じり合ってサラダが色鮮やかに仕上がります
花だけを食べてみるとミントのようなスーッとした味があります
爽やかなサラダになるんです(ポテトサラダには香草園の「チャイブ」も!)
【 レシピ集 】
《簡単レシピ》
・ポテトサラダ、卵サラダのトッピングに散らして、香りと彩り豊かに!
・カルパッチョのトッピングに散らして、彩りと香りでおしゃれな演出を!
・魚(鮭、ぶり、鯛等)のムニエルのトッピングに!
《サーモンのディル焼き》
<材料>
サーモン2切れ、オリーブオイル小さじ2、ディル適量
(調味料)みりん大さじ2、酒大さじ2、しょうゆ大さじ1
<作り方>
1.サーモンは洗って水気をふき、4等分に切って調味料に30分以上つける。
2.オーブンを170℃に温める。天板にオーブンシートを敷き、1の漬け汁をきって置き、ディルをちらす。(魚焼きグリルでもOK)。
3. オリーブオイルをまわしかけ、10~12分焼く。
《ディルとレモンのツナサラダ》
<材料>
ツナ缶 1缶 、セロリ 10cm、ディルの粗みじん 大さじ2~、レモン汁 小さじ2、マヨネーズ 小さじ2、塩・こしょう少々
<作り方>
1. ツナ缶は汁気を切っておく。セロリは皮をむき、粗みじん切りにする。ディルも葉の部分を粗みじん切りにする。
2. ボウルにツナ、セロリ、ディル、レモン汁、マヨネーズを入れて、良くかき混ぜる。塩・こしょうで味を調える。
3. 冷蔵庫で30分程、冷やして出来上がり。サンドイッチやクラッカーと一緒に召し上がれ!
《粒マスタードとディルのポテトサラダ》
<材料>
じゃがいも中2個、玉ねぎ1/4個、きゅうり1/2本、マヨネーズ適量、粒マスタード小匙1/2、ディル粗みじん小匙1、砂糖・塩・こしょう少々
<作り方>
1. 塩を多めに入れて、じゃがいもを茹でる。茹でた後は軽く潰しておく。
2. 玉ねぎは薄く切り、水にさらしてから絞る。きゅうりもスライスし、塩を軽く振った後で絞る。
3. ボールにマヨネーズ、粒マスタード、ディルを合わせ入れ、そこにじゃがいも、玉ねぎ、きゅうりを入れて混ぜる。
4. 砂糖、塩、胡椒で味を調えて出来上がり。
ネットショップ「ディル」