レモンバーム :シソ科 別名メリッサ
学名がメリッサ(melissa officinalis)は、ギリシャ語では蜂のことです
蜜源植物として花壇に植えることができると言われています
この精油の香りは素晴らしく バームはバルサム(芳香性樹皮)が省略されたものです
その年の気候や、刈り取りの時期、タイミング、育てられた土地によって香りが変わります
(乾燥や保存には高温60℃以上になると香りが抜けてしまうのです)
またレモンバームの精油の含有量は非常に少ないということです(0.05%。ちなみにラベンダーは1.5%)蒸留されて、香水の原料に使われたりしています
ですが、内用としてハーブティーで頂くとお手軽です
とても薬効の高いハーブですので、古くから植物療法に取り入れられています。
特に神経性のトラブルに重用されて、ヒステリーやパニック、神経性の緊張からくる不眠、神経性胃炎、などに処方されています
最初にレモンバームの薬効に注目したアラブ人は「バームは脳の働きを高め、悲しみを追い出す」と言いヨーロッパに伝えていったと言われています
さて、料理法ですが
・レモンの風味を活かしてサラダに入れたり
・ドレッシングなどのソースに入れて香りを移して作ったりします
・抽出した液(ハーブティーを濃くいれたもの)を使ってジュレやシャーベットなども爽やかです
(白い小さな花が咲きます。つぼみは黄色)