【 特徴 】
ややほろ苦さと深みのある風味が特長で、ピザやパスタ料理、肉料理、トマトやチーズ、豆などのイタリア料理と相性の良いスパイスです。
生で使うよりドライのほうが香りに甘みが増すと言われます。オレガノには胃腸の調子を整え、消化を促進する作用があります。
ハーブティーにもできます。頭痛を和らげる鎮静作用もあります。船酔いにも飲むとよいようです。


【 レシピ集 】
《ドライオレガノの作り方》
逆さにしてキッチンの調理をする近くに吊るしておいてください。徐々に乾いていきます。使う度に摘み取って料理に加えると便利です。茎の部分が赤色なので、ドライにして葉と茎をミキサーで砕くと、グリーンに赤茶色が混ざったキレイなドライハーブが出来上がります。ポプリ作りにも使うことができます。


《ピザソース》
<材料>

ケチャップ、オリーブオイル、オレガノ
<作り方>
ケチャップとオリーブオイルを半量づつ入れ、みじん切りにしたオレガノを混ぜ込む。ピザ生地、パンに塗ります。


《基本のトマトソース》
<材料>
ホールトマト缶 2缶、玉ねぎ(中) 4分の1、にんにく1片、オリーブオイル 大さじ6、オレガノ 小さじ1
<作り方>
1.にんにくのみじんぎり、たまねぎのみじんぎりとオリーブオイルを加え、弱火にかけます。ぱちぱちと泡立ってきます。
2.ホールトマトを入れ中火にかけます。
3.オレガノを小さじ1加え、煮立ってきたら弱火に落として最低15分間煮ます。長時間煮ると酸味が弱くなりますので、酸っぱいのが苦手な方はもう少し長めに煮ます。
4.塩、コショウで味を整えてできあがり。


《パゲットピザパン》
<材料>
パゲット(食パンでも)、モッツアレラチーズ(とろけるチーズでも)、スィートバジル(あれば)
<作り方>
2cm幅でスライスしたパゲットに上記のピザソースをたっぷり塗り、チーズとスィートバジルをのせてオーブントースターで焼きます。


《海老ときのこのアーリオ・オーリオ・オレガノ炒め》
<材料>
海老、きのこ類 1パック、ミニトマト 4個~、にんにく 1片、鷹の爪 1本、白ワイン 大さじ1
<作り方>
1.海老は殻を剥き、軽く塩・胡椒する。
2.にんにくはスライスし、鷹の爪は種を取る。きのこは石突を取って食べやすい大きさに。ミニトマトはヘタを取り、2~4つ割りに。
3.フライパンにオリーブオイルとにんにく、鷹の爪を入れて熱し、海老を入れる。白ワインを振って炒め、海老の色が変わったらきのこ、ミニトマトとオレガノを加えて炒め合わせてできあがり。